何だか、スピーカーらしくないスピーカーが
K-arrayより発表したそうだ。
これがスピーカーなのかって??
一度、聞いてみたいですね〜。
製品名はKAN200『アナコンダ』です。
名前の通りアナコンダのような外観で、2mのロープ状、結べるくらい柔らかいものです。
指向特性は水平160°、垂直10°、150Hz~18KHzまで出せます。
面白いのはこれを大量に連結でき、K-arrayの推奨アンプを使うと1Chで16連結、32mまでのラインが組めます。
『無指向性に近いラインアレイ制御された空間』というイメージ、とぎれ目の無い音空間を演出できます。
使い方ですが、コンサートなどの場合、舞台カマチ下に間口分はわせてフロントフィルにしたり、客席大外を引き回して立体音響空間作ったり、ロープ状なので客席の下をはわせたり… プランナーのアイディアで色々生きると思います。
設備の場合はこれを大量に連結して、どこまでいっても同音量の空間演出をしたり、例えば長い廊下の天井センターにこれを引き伸ばし、どこまで歩いて行っても音量の変わらない空間作り、アナウンスの明瞭度がどこまでも変わらないので面白い演出が出来ると思います。
PAの世界だけにとどまらず、展示広告、コマーシャル分野、駅、空港設備など明瞭なアナウンスを必要とするありとあらゆる分野で活躍できると考えております。
防滴設計(IP55)なので、屋外設置も考慮しています。
また、もう1種類出ます。
『KRM33』 パワードウェッジ
これもユニークなスピーカーでこの小ささながらパワフルなサウンドを創ることが出来ます。30cm×26cm×10cm… 電話帳をドサッと置いたようなコンパクトサイズです。
パワーアンプ内蔵ウェッジ、横方向の指向性を30°~70°可変できる面白いアイテ
ムです。
床に置いた場合、非常にコンパクトで薄いので、TV収録など足元の見た目を気に
する現場などに最適です。
壁はりつけや天井貼り付けも対応するので、劇場内アンダーバルコニー、ウォー
ルスピーカー等さまざまな場面で活躍できると思います。
また、これにはKRM33Pというアンプを搭載しないパッシブモデルも出ます(K-
arrayの型番のPはパッシブのP)パッシブモデルは防滴設計(IP55)なので、屋外設置も考慮しています。
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