PAって、スピーカーから音を出すだけでは
決して聞きやすい音になるわけではありません。
どうしても、空間と言うモノに左右されます。
古くからある和物(能・狂言など)は、
マイクが無いので、会場を反響させる様に作っていました。
現代になって劇場などは、クラッシックなどには、反響板。
ライブなどには、袖幕やホリゾント幕などで吸音するなど、
見た目だけでなく空間を調整するモノを備えています。
極端な例ですが、
公演会を、洞窟の様なところでしゃべっても聞き取るのは大変です。
その反面・・・
ゴスペルは、教会の様な反響の多い所で歌うと気持ちよく聴く事が出来ます。
ですが、なかなかどの場所ででも同じようになるとは限りません。
催し物によって、適切な残響があるモノです。
そこで今回は、以前も関わらせていただきました
“スペシャルレイトショー(DJ ver.)”でしたが、
会場《ヨコハマ創造都市センター | YCC》がとても残響が多い所でして、
ピアノ ver.の時でしたら、とても気持ちよく聴く事が出来る会場なのですが、
いかんせんDJには、大残響はいりませんので、
音場調整の為に、吸音幕を提案させて頂きました。
(当然残響は、“0” にはなりはしませんよ)
矢部直さん(DJ )は以前にも、ここで本番をされた事が有るのですが、
まるでぶんぶんとレゲエの様だったと・・・
今回は、以前よりはやりやすかったと思います。
終わった後に、わざわざ卓席まで握手をしに来てくれましたから・・・
(*^_^*)
0 件のコメント:
コメントを投稿